モランディ

ちょっと前になりますが、東京ステーションギャラリーのジョルジュ・モランディ展に行ってきました。モランディの静物画はシンプルであり、温かみがあり、色使い、構図ともに洗練されていて魅力的です。アトリエに置いているお気に入りのモチーフに溜まった埃はあえてはらわずに、作品に描いていたということは初めて知り、驚きました。
有名な景勝地の景色よりも自宅の近くの荒れた大地の景色を美しいと仰っていたそうです。
私も新緑の時期の自宅の庭や、いつもの散歩コースにはとても好きな場所があります。散歩コースの森は年々造成され、住宅地が迫っていますが今の時期は様々な植物が芽吹き、毎日のようにキジもいますし、たまに野うさぎにも出会います。
イノシシと変な人にだけには遭遇したくないですが、四季の移ろいを感じながら生活できることはとても嬉しいです。
モランディとは違い、色々な場所を見てみたいですが、最期にみたい景色は、、となったらやはり自宅や散歩コースだと思います。

関係ないですが、最近は寒天をつくり常備しています。暖かくなってきたのでさっぱりした涼味菓子が良いですね。寒天とこの器の組み合わせがお気に入りです。