モリのいる場所

制作が慌ただしく、なかなかblogを更新できてないですが、、、

昨夜は前から見ようと思っていた「モリのいる場所」をみてきました。

もともと十数年前にみたドキュメンタリーで熊谷守一に興味を持ちました。予備校時代に描いたデッサンには、木材の上に置いた朝顔などと蟻やクワガタなどの虫を描いたりしていました。(今度当時のものみつけたらアップします)

何年か前に豊島区千早町の美術館に行き、若き頃のイケメン具合に驚愕したものです。若い頃の写実的に描いた作品などもあり空いていて、見やすくこじんまりしていましたが面白かったです。(今は企画展や映画の影響でもっと混んでいるかも?)

熊谷守一を山崎努さんが演じています。テレビをそんなに見ていない私ですが、山崎努さんがお頭を演じる「雲霧仁左衛門」が好きでした。間がある演技とは思えない演技がすごいなぁと思います。(ちなみに山崎努さんも千葉県出身のようでなんだか嬉しい)時代劇好きというわけでもないですが、昔の時代劇にあるような独特の間のある感じがとても好きなのです。絵も一緒で、私は日本画ではないですが、うまく自分の作品の中での”間”を演出できるようになりたいなとは常々思っています。

そして、改めて庭があって良かったなぁ、、、と思いました。今は紫陽花や八重のホタルブクロやシモツケやショウマが見頃です^^

 

この映画を知ったきっかけは額縁屋さんでした。私はいつもお願いする額縁屋さんが2箇所あるのですが、(絵の雰囲気によって使い分けています)その1箇所の額屋さんにチラシが置いてあり、聞いたら映画に道具を提供していたらしく、エンドロールにばっちり額縁やさんの名前が入っていました!単なるお客の一人にも関わらず、なんだか嬉しかったです^^

 

制作の士気を高めるためにも映画や文学、美術展などに足を運ぶことはとても大切なのですが、最近はあまり行けていないので良い刺激になりました。

紫陽花 庭 アジサイ Hydrangea
今朝の自宅の庭に咲いている紫陽花たち。