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ボナール展

購入していたチケットの有効期限ギリギリになり、ようやく先月ボナール展に行きました。

 

ボナールの作品の空気感がとても好きです。
昨年の三菱一号館でやっていたオルセーのナビ派展で見た作品とも再会できました。
今回は作品数も多く、とても見応えがありました。
(夏にみた藤田嗣治もとても見応えがありました。たまに少なさにがっかりする展示もあります^^;)
特に最後の部屋のパトロンからの注文作品は大きいサイズがズラリ。このサイズを描く場所って一体、、、なスケール感。いくらくらいで受けた注文だろう、と気になりました。多分1年、、、もっと暮らせる額かなぁ。描く時間も半端ないだろうな。
裕福なご家庭に育ったボナールの作品はモチーフから優雅な生活感が溢れ出ていました。
それがまた素敵な雰囲気で、女性の鑑賞者が多かったのも頷けます。
ちょこちょこ登場する犬や猫もとてもかわいいし、挿絵を担当した本やリトグラフもかわいい。展示の壁面の色も作品にあっていてよかったです。
展示全体の空間デザインも作品の見せ方の勉強にもなります。
音声ガイドは神田沙也加さん。とても聞きやすくてよかったです^^

東山魁夷は大行列でしたがボナール展は空いていて見やすかったです。(そのせいもありじっくりみてあっという間に2時間が経過してしまいました(^^;)行きたいところがあったのですが美術館だけで帰宅。そしていままた余韻に浸っています。
ところで、ノーベル賞の本庶さんの座右の銘は「有志竟成」だそうですね。志を曲げることなく堅持していれば必ず成し遂げられる、という意味だそうです。
やはり日々順風満帆には進まないことが多いですから、その時その時に心に残ったこういった言葉はメモしておいて、自分を励ましたりしています。
(メモ、、、というか日記のようなものが18歳から?今まで残っています。その時その時に考えていたことや感じていたことを残しておこうと思って続けていますが美大浪人生だった18歳の頃の私の心、絵に苦心しつつも心だけは?乙女すぎてみれたもんじゃありません汗汗笑)
絵竟成
竟成
竟成
竟成
びよーん猫
びよーん猫
庭の紅葉ももうすぐ終わりかな。シジュウカラが食べて餌台のひまわりの種もすっからかんになりました。
庭の紅葉ももうすぐ終わりかな。シジュウカラが食べて餌台のひまわりの種もすっからかんになりました。